2020年04月17日

いろんな愛の形

訪問看護の仕事をしていると感じることがある。
恋愛関係の愛、ではなく、夫婦、親子、友人との間に時折ふっと感じられる愛。

先日、独居の男性を在宅でお看取りした。
自由人を貫いた人生、といった印象の方。その方には娘さんがおられた。
ご本人の生き方から、お互いに頼らずの関係で疎遠のようであった。

ただ、病状が進行するとともに娘さんの存在が少し現れてきた。
週末はご本人宅を訪問し、介護をされるようになった。

ご本人は「娘には迷惑を掛けたくない」
娘さんは「自分でできることはしてあげたい」「家に居たいなら支える」
「孫に会うのを楽しみにしているから会わせたい」

どこの親子にでもみられるような互いを思う気持ちが芽生えていた。

ご本人は競艇がお好きだったが、1人で行けない状態になってくると、娘さんが同行し連れて行っておられた。
徐々に全身状態が悪化し、最期はお一人のときにこの世から旅立たれた。

数時間後に娘さんとそのご家族が対面された。
娘さんは泣き崩れるということはなく気丈にされており、やり切った感じがみられた。

「子どもにおじいちゃんがいたということを見せることができてよかった」と、後におっしゃっていた。

長年疎遠だった親子。
娘さんの記憶の中では複雑な思い出が多い関係だったかもしれない。
幼い頃愛情もって育ててもらい、意識しないところで形成された親子の愛が蘇ってきたのだろう、としみじみと感じた。
愛がある、と、ふと感じられた親子だった。

さまざまな方、ご家族と接する中でふと表れる愛を感じることができるのは、この仕事の醍醐味だと思う。
自分の人生に枝葉をつけてもらっているような感覚。

最近の私の愛情はもっぱら愛犬に…。間違った愛情だったのか、布団でゴロゴロするのが好きで太ってしまった。

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洛和会訪問看護ステーション坂本 S

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2020年03月24日

開所しました!!

3月に入り、コートが要らないくらい暖かい日があるかと思えば、私の住んでいる、大津市坂本では山が白くうっすら雪が降るくらい寒い日もあり、三寒四温を繰り返して、季節が変わっていくのだなぁと実感する日々です

さて、訪問看護事業では3月1日(日)に13カ所目となる洛和会訪問看護ステーション音羽が開設しました。当会では2カ所目となる看護小規模多機能サービスとの併設です。

洛和小規模多機能サービス山科小山が閉鎖と共に、洛和看護小規模サービス音羽に進化しました

当施設では、洛和会訪問看護ステーション21と協働し、看護小規模多機能サービスの利用に繋がる方は当施設で受け入れるという体制を取ることで、洛和会訪問看護ステーション21との機能分化ができるようになります。

利用者さんの在宅の環境によっては、柔軟に泊まり、通い、訪問介護、訪問看護が一体的に利用できる看護小規模多機能サービスと併設している当施設での対応をさせていただきます。

管理者は久しぶりの山科エリアでの活動となる、長谷川裕恵所長を迎えました

お帰りなさい今後ともよろしくお願いいたします

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訪問看護事業 統括

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新たな仲間を迎えて頑張っています!!

洛和会訪問看護ステーション東大路の理学療法士 後藤です

3月になり少しずつ暖かい日が増え日々の訪問も楽になってきましたが、花粉症の私にはしばらくはつらい季節の到来です

新型コロナウイルス感染症の拡大で3月に予定していたマラソン大会中止など、やや気持ちが下がるニュースが多い中、うれしいニュースもありました。

昨年4月に当事業所に配属となり、療法士1人体制で日々皆さんのリハビリテーション(以下リハビリ)を担当させてもらっていました。少しずつ、理学療法士の配置が周知され、多くのリハビリ依頼をいただけるようになり、2月に1人3月にもう1人と理学療法士が2人増員(男性1人と女性1人)され、3月から3人体制になりました

療法士が3人となったことで、リハビリを希望される方の受け入れ枠が拡大しています。また、それぞれの療法士が担当させてもらうことで、看護師や療法士同士で相談しいろいろな視点での気づきを得ることで、リハビリの提案がさらに幅広くできるようになりました。

事業所の机などの配置も変更し、いろいろと新体制となりました。

今後も、多くの利用者さんをしっかり担当させてもらえるように、療法士一同盛り上げていきます!

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洛和会訪問看護ステーション東大路 後藤

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2020年02月28日

サプライズ! 誕プレ

2月某日は○○歳の誕生日で、自分へのご褒美にお休みをいただいていたのですが、翌日、お昼休憩時にTリーダーより「Uさ〜ん、荷物が届いているよ〜」といつも発注で届く見覚えのある段ボールが持ち込まれました。

いつもならわざわざ私に荷物の手渡しはないのですが…
おかしいな? と思いながらも開けてみると、『ハッピーバースデイ』と書かれた箱の中に、
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スタッフみんなからの色紙に書かれたメッセージが

そして、私好みのプレゼントの山
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驚きすぎて「わ〜」とか「すご〜」としか言葉が出てこず…

涙もろい私だから号泣? も期待されていたのかもしれませんが、メッセージを読んでいるうちにじわじわきました〜
プレゼントを選んでくれている時間やメッセージを書いてくれている時…などなど
貴重な時間を私に…ありがとうございます

皆さんと出会って2年。
これからも『笑う門には福来たる』精神でチーム大津、仲良くやっていきたいと思います。

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2020年02月25日

利用者さんの安定した生活を支援できるよう医療・介護の連携強化への取り組み

当会にはグループホームが各エリアにあり、医療連携を12の訪問看護ステーションが分担して行っています。週1回の定期訪問で体調管理、24時間相談窓口、必要時臨時対応、医師との連携を行い、異常の早期発見・対応を行うことで、体調が安定し地域での生活が継続できるように関わっています。

グループホームの利用者さんくらいの高齢になると肥厚爪、浮腫、血行不良、胼胝など下肢のトラブルが多く、受診調整も困難なことから、3年前から洛和会音羽記念病院のフットケアチームが定期的にラウンドを行い、フットケアを支援してくれています
しかし、なかなか、フットケアチームと顔を合わせて、情報共有をする機会がなく、定期訪問時に訪問看護でも処置に困る状態の下肢もあり、全てのグループホームへのフットケアチームの介入も困難なことから、2月6日(木)と2月20日(木)の2回に分けて、京都下肢創傷センターの松原医師とフットケアチームを講師にお招きして、フットケアの必要性、観察項目、アセスメントの視点、ケアのコツなどについて研修を行っていただきました
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2日間でグループホームの介護職、訪問看護ステーションの看護師、特定施設の看護師、合計54人が参加しました。
実際の下肢の写真を見ながら、アセスメント、できる処置について松原医師からレクチャーを受け、その後は、2グループに分かれ、ドプラーで血流の確認、脈の触診、ニッパーやヤスリのかけ方などの実践を行いました。200225renkei02.jpg

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ニッパーの持ち方によって力をかけずに容易に切ることができることが分かり、肥厚爪の処置を苦手としていた看護師も少し自信が出たようでした。
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靴の工夫や、健康な爪でも入浴後が切りやすい、など介護職にとっても明日からの業務に活かせる分かりやすい内容でした

今後も、当会の強みとして医療・介護の連携を強化し、利用者さんの生活が少しでも向上するように協働したいと思います。
ありがとうございました

訪問看護事業 統括

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