2019年06月08日

「日本認知症ケア学会」と「湖西透析従事者の集い」

年号が変わったと思ったら、あっという間に6月。
すでに2019年も折り返し地点ですね。

5月25(土)に「日本認知症ケア学会」に参加してきました。
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近年、認知症を患い、複数の疾患をお持ちのご高齢の方が増加しています。
訪問看護師としては、利用者さんが住み慣れた環境で生活を継続していけるような関わり方が必要です。
そのためには訪問看護だけでなく、関わる支援者が共通した認識で利用者さんのケアを行うことが求められます。

洛和会訪問看護ステーションからは、洛和会訪問看護ステーション21の内田所長が状態に応じて利用するサービスを展開した結果、投薬療養が安定し、喘息発作を起こさなくなったケースについて発表しました(緊張して空き時間に練習する内田所長…お疲れさまでした。)
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他の発表者も、認知症の方の支援の振り返りや、地域の取り組みについて発表されており、今後もその人らしく、尊厳を失うことなく生活できる関わり方をしていきたいと考えました。

また、5月26日(日)の午前中には、滋賀県坂本エリアのわたなべ湖西クリニックで「湖西透析従事者の集い」が開催されたので、そちらにも足を運びました。

洛和会訪問看護ステーション坂本の小室さんが訪問看護の利用について、居宅介護支援事業所坂本の宮野さんが介護保険の制度について、それぞれ発表をされました。
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近隣の医師やケアマネジャー、看護師、介護職も参加し、グループワークなどのディスカッションの場もあり、地域に根ざして関係機関が協働する取り組みを知る良い場になりました。
小室さん、宮野さんありがとうございました。

皆さんに選んでいただける事業所となるように、これからも各ステーション、さまざまな取り組みを行い、研さん、質の向上を目指していきます。

訪問看護事業 二股
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2019年04月20日

訪問看護師として1年がたち…

訪問看護師になって1年がたち、春の心地よい季節がまた巡ってきました。
病棟で働いていた時は「昼間のこの心地よい風は、休みの日にしか感じられなかったなぁ〜」と、訪問途中の車の中で、琵琶湖を横目に感じています。
1年で学んだ事はまだまだ少ないですが、振り返ると在宅看護ならではの大切な事をたくさん教えていただきました。

一番印象に残っている事は、終末期の利用者さんと、私と同じ年頃の娘さんの関わりについてです。
疼痛や昏睡で状態が日ごとに変わっていくお母さんを目の前にして、どのように関わったらいいか困惑している娘さんの姿が見られました。
今まで介護経験もなく、不安もたくさんある中で、お母さんを在宅でみとる覚悟を決め、「◯◯はどうやってしたらいいですか、教えてください」と言う一生懸命な姿に私は心を打たれました。

娘さんにも家族や仕事があり、ご自身の生活と両立しながらスケジュール調整を行い、お母さんが自宅でできる限り苦痛なく、最期を迎えられるようにと、愛の込もった介護をされていました。
私も「自分の母だったらどうしたいかな?」と考えながら、真夜中に緊急電話をかけて来た娘さんに、いろんな指導をさせていただきました。

最期はご家族が見守られる中とても安らかに、逝かれました。
最後まで娘さんの一生懸命な思いは、お母さんに伝わっていたと思います。

病院では経験のできなかった看護ができる事に、利用者さんへ感謝の気持ちを持ちながら、私自身の看護についての振り返りを行い、今後の課題にしていきたいと思います。
病院と在宅看護の違いを日々感じながら、利用者さんとそのご家族が困らないよう考え、支援していけるよう2年目も頑張りたいと思います。

洛和会訪問看護ステーション坂本 看護師K
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2019年04月19日

入学式

新年度、桜満開の中、4月9日(火)に中学校の入学式がありました

わが家は、2011年の東日本大震災で被災した友人家族と共に生活しています。
あれから8年…
当時保育園児だった子どもも大きくなり、気が付けば私の身長を超え、中学生になりました。

震災でたくさんのつらい経験をしたにも関わらず、泣き言も言わず、将来は福島のために働きたいと夢を持ち、一生懸命勉学に励んでおり、心の成長も感じる日々です。

毎日の食事を作り、仕事から帰れば宿題を見たり、学校での出来事を聞いたり…
子どもの成長を見ながら支えてきたつもりが、実は子どもに支えられていたのかもしれないなぁと思うことがあります。
これから先、たくさんの困難や出来事があるかもしれません。この桜のように家族一丸となって子どもの夢がかなえられるよう、支えていきたいと思います

訪問エリアでも、たくさんの桜を見る機会に出会えます
京都で働いていて良かった、訪問看護で良かったとほほ笑ましくなる今日この頃です。
アオサギと桜、日々の心癒される瞬間をおすそ分けします。
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洛和会訪問看護ステーション四条鉾町 所長S
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2019年04月09日

それぞれのステーションの取り組み

洛和会訪問看護の事業所は12ステーションあり、全体の質の向上のためラダー研修や外部研修の参加などの取り組みを積極的に行っています。
さらに、個々のステーションでも質の向上・技術の標準化を目指して、プチ勉強会や研修も行っています。

先日、洛和会訪問看護ステーション21でロールプレイングをするから、と声を掛けていただき参加してきました。

『尿道留置カテーテルを挿入されている利用者さんの家族から尿漏れしている、と入電』という事例をもとに、緊急時の電話対応のロールプレイを行い、グループで感じたこと、改善できることを発表しました。

平成30年度の改正で緊急時の加算の評価は上がりましたが、それは普段の訪問時のリスク管理、ご家族・利用者さんへの指導の仕方など、私たち訪問看護師の支援の仕方の質の向上が求めてられているということです。
今回の事例では、緊急時の交換の物品が準備されていない背景もあり、事象が起きたことを想定しての在宅の環境調整も必要だと再認識しました。

また、電話の受け答えの際の『口調・トーン・言葉の選び方』など、顔が見えない状況で「誤解や不信感を与えない対応」をしないといけないということも学んだ、という意見も聞かれました。

それぞれが普段気付かない、自身の癖についても分かったようで、有効な勉強会でした。

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訪問看護事業 統括
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2019年03月29日

訪問看護師育成制度 第4期生 修了式

洛和会ヘルスケアシステムでは、新卒で訪問看護師を育成する『訪問看護師育成制度』という研修プログラムがあります。

発足当初は3年間のプログラムでしたが、3年目はステーションでの研修になるため、6期生からは2年間のプログラムで行っています。

3年プログラムでの最後の研修生となる3人の修了生は、3年間の学びの振り返りと関わった事例を含めての発表をしました。6期生は1人のみですが、1年目のプログラムを修了され、2年目に向けての課題、目標の発表をしました。

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指導にあたった、洛和会丸太町病院洛和会音羽病院洛和会音羽リハビリテーション病院の病棟師長たちも参加し、成長の成果を見届けました。

『訪問看護アクションプラン2025』では、在宅・地域で療養生活を送っている利用者を支える訪問看護サービスは、高まる需要に応えきれていないのが実情です。訪問看護師15万人の確保が必要とされていますが、実際はまだ5万人程度にとどまっており、訪問看護師の人材確保、育成が課題になっています。

実際に、学生と話す機会があり、聞いたところ、「訪問看護には興味はあるけれど、新卒から訪問看護師を目指すのは、医療技術・知識も不十分であることから、ちゅうちょしてしまう」という人も多いようです。

当会の強みを生かして、臨床の研修も取り入れることで、不安の払拭につながり、訪問看護師を目指そうと思ってくれる人が増えたら良いなと思います。

2019年度は3人の新卒を迎え入れる予定です。国家試験も無事合格された、といううれしい知らせもありました。

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訪問看護事業 統括

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