2017年10月10日

新卒訪問看護師育成制度生集合研修


1年目は3カ月ごとに急性期・慢性期病棟の研修、2年目は訪問診療・特定施設・回復期病棟・MSW・地域包括・居宅介護支援事業所・病院外来の研修、それらを経て3年目には訪問看護ステーションでOJTを繰り返し、独立訪問をめざしていくカリキュラムです

毎月1日は研修日を設け2年目の研修生が集合し、自主的に学びたいことを決め取り組んでいます(9月は新卒1年目が選択制で訪問看護ステーションの研修に来ていたので、一緒に研修に参加しました)

9月29日の研修では、午前はストーマについて(基礎知識・トラブル時の対応・実際の訪問時のストーマ装具交換の演習(洛和会音羽病院の伊藤師長、物品の貸し出しありがとうございました))、午後はフクダライフテックさんに来ていただき、CPAPとASVの違いについて実機を用いて体感しました

ストーマの研修は、新卒リーダーの大喜田さんが自身の学んだことをほかのみんなに伝達研修をしてくれました。
演習では、利用者さまの立場を少しでも理解できるように、模擬人工肛門を装着(カリカリ梅で作成)し、洗浄、計測、装具交換を行いました。
臥床して交換する場合、座位でする場合…汚染しないように環境を整えて実施することの必要性について再認識したようです
利用者さま役からすると、腹部は見えにくく、手技の指導を受けていても訪問看護師がストーマの観察や交換のフォローをすることが大事なんだな、洗浄中に周囲を汚されないか不安に感じる、膿盆が腹部に触れて冷たいなど、いろんなことを感じたようです
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呼吸器の研修では、実機を装着し、今だけなら何とか耐えられるけれど、これでずっと寝ることは大変、寝返りもできない、ということが分かり、利用者さまへの指導の仕方を工夫しないと、さらに拒否につながることを感じていました。
少しずつ製品も改良され、圧迫感のない、軽い、高齢者でも着脱しやすいマスクにはなってきてはいますが、継続して装着しないといけない利用者さまの気持ちを汲み取った関わりができるようになってほしいと思います
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新卒訪問看護師育成制度のメンバーは、お互いの研修先の情報を共有しながら知識と技術を磨いていますが、やはり途中で「病棟で臨床経験を積んでから訪問看護に異動したほうがいいのではないか!?」と自身の選択を悩むこともあるようです。
もちろん、さまざまな疾患の方がいるので、広い知識・判断力が求められます。
本当に自分が訪問看護師としてやっていけるか…悩むということは訪問看護に求められること、責任の重さについて気が付いたということ、成長の証なのだと思います

訪問看護師の人材確保は求められますが、在宅(環境が個々に違う)・一人で判断・対応する、という意味では、やってみないと分からないということがあるのだと思います。
もちろん、悩みながらも訪問看護師として進んでくれたら1番うれしいですが、何年後かに訪問看護に戻ってきてくれたらいいなとも思います(臨床では、訪問看護につなぐ視点で関わる役割をしてくださったらいいな)

一緒に頑張って成長していける方、募集しています!!

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