2015年07月29日

自分らしく…

末期がんと宣告された40歳代の山中さん(仮名)の訪問依頼があり、翌日に退院が決まっていたため、急きょ、担当ケアマネジャー、在宅医と連絡を取り合い、安心して退院できるよう調整を行いました。退院後は体調管理や保清、症状緩和、家族支援のために毎日訪問しました。
病気の進行とともに、疼痛や呼吸苦が増強し、そばで見守るご家族も不安になられることが増えてきましたが、在宅医と24時間体制での連携強化を図り、適宜必要な支援をし、山中さんとご家族が安心して過ごせるように対応しました。
そんななか、山中さんは常に太陽のような笑顔とピースサインで私たちを迎えてくださいました。
退院から1週間後、ご家族に囲まれて大好きな音楽をBGMに「思い残すことはない。自分らしく生きられた」との言葉を残し、旅立たれました。
昨今、わが国では地域包括ケアシステムの確立をうたっています。利用者さまが最期まで安心して自分らしく生きる一助となれるよう、これからも他職種と協働し、利用者さまに寄り添う看護をお届けするため、私たちは走り続けます。

ペン訪問看護師M
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